旧 日々、菩薩の道
 
袖振り合うも多生の縁
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    評価:
    ホテル日航アリビラ編集室
    英治出版
    ¥ 864
    (2014-12-03)
    コメント:ふとしたご縁から企画会議にも参加させていただいた思い出がある本。

     タイミングはとても大事です。タイミングがいいと、シンクロニシティが起こりますし、後にそのタイミングでしかなかったとハッキリわかります。パズルゲームでの連鎖反応のように、タイミングが良いことが続くと勢いに弾みが付きます。タイミングが悪いと逆に勢いが削がれてしまいます。いつもトントンと行けばよいわけではないので、良い悪いではないですが、気持ちいいのはいいですね。

     前に沖縄でタイミングよく、日航アリビラの企画本の会議に参加したことがありました。英治出版の原田社長のご厚意で機会を頂きまして。日航アリビラ20周年を記念して、周囲と共にあるアリビラのあり方を表現しようと議論していて、秘話などもお聞き出来て貴重な会合でした。まさかあそこにあんな秘密が!と関係者でなければ聞けない話は面白いです。話ずれましたが、ホテルと地域のあり方について、人がその根本にあるという想いは賛同できるものでした。

     ホテルと言えば、沖縄でホテル経営をしたことから、人生を大きく変えた樋口さんという方もいます。彼の経緯は勉強になりますし、講座は面白いので是非受講してみてください。受講の前に話が聞きたければ、那覇にある麗王というお店に毎日いますので伺ってみるのもお勧めです。
    ■次世代金融講座
    http://www.trinityinc.jp/updated/?cat=85

    「沖縄のホテルはどこがいい?」と聞かれたら
    「アリビラがいいよ」と推薦してますが、この本を読んだら更に読谷村という場所に行きたくなることでしょう。本というキッカケで何かが生まれるのは本好きとしては好きな瞬間であります。英治出版の本にはタイミングよく刺激をもらうことが多いです。自分が好きなジャンルが多いですし、原田さんの人柄がその周囲に魅力的な人を集めるのだと思います。人との出会いもタイミングです。思い立ったが吉日。出会いの旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

     かつて、英治出版さんで出版させていただいたことがありました。次はベストセラーでも書いてお返ししたいですが、、、その時はその印税のお蔭で、タイの山岳民族支援が出来ました。自分の原点でもある山岳民族の支援が出来たのは原田社長のお蔭ですので、次はその原田社長への恩返しをしたいなと思っています。英治さんにはお世話になりっぱなしですが。

    他の本もお勧めですのでチェックしてみてください。お気に入りが見つかりますように。
    http://www.eijipress.co.jp/book/
    【2015.02.19 Thursday 14:51】 author : oz
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    アルケミスト
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       先日、「錬金術の秘密」を書いた。それを更に深めてみる。まず、紙コップと聖杯の例えを書いたが、実は聖杯の対極が紙コップではない。聖杯の対極は、汚物入れみたいなヘドロカップとでも名付けよう。

      聖杯が光の象徴だとしたら、闇の象徴としてヘドロカップがある。ヘドロが次々と湧いてきちゃうし、臭いので蓋をする。しかし、金じゃないと蓋できないのだ。蓋ができないと汚物を垂れ流し続けてしまう。貧乏人だと問題が露骨にならざるを得ないということだ。金持ちは問題をお金で解決できる。それは金で覆われて一見綺麗な聖杯に見える。が、実はヘドロカップでしかないのだ。見た目で騙される罠だ。

      聖杯はパワーの象徴でもある。パワーをどう使うかで、聖杯にもヘドロカップにもなるのだ。更にわかりやすく例えるなら、お金もパワーだ。そのパワーをどう使うかによって、光にも闇にもなる。

      錬金術とは本来、世界の神秘、人間の神秘を追求するところから始まった。人を錬金するという視点でみてみよう。

      AがBに1千万投資したとする。普通の視点であれば、1千万が5千万とかに増えたら成功。無くなったら失敗と見るだけだろう。しかし、金額が増えたとしても、それによってBもAも慢心したとしたら、汚物を生み出しているのと同じだ。同じ慢心の汚物だとしても、この場合Aのほうが罪が重い。Bを慢心させてしまったキッカケを作ったと見るのだ。成功したとしても罠はある。

      であるならば、失敗したとしたらどうだろうか?Aはそんなものだと諦めたとする。Bは自信を失くす、もしくはAに対してやましい気持ちを抱くとする。この場合も、AがいくらBに対して「気にしなくていいよ」と言ったとしても、Bの中では気にしない訳にはいかない。また、本当に気にしないのであれば、それはそれで罪だ。この場合も、Aのほうが罪深い。きちんとBの本質を見極めずに投資したことも、失敗してそこで諦めても良くない。

      表面的な成功や失敗では見えない、無意識の功罪があるのだ。だからこそ、AはBに対して光を見せることも、闇を見せることも出来る、素晴らしいチャンスなのだ。チャンスはピンチということもこれでわかるだろうか。

      成功したとしても、AはBに原点や感謝を忘れないように意識させ続ける努力が必要なのだ。そうすることで、Bは光を感じ続ける成功者となれる。

      失敗しても、Bに向き合い続けて、チャンスを作り続けてあげることが大事なのだ。もういいやと諦めては絶対にいけない。失敗した人間ほど、Aから離れたがる。Aにしたって、会いたくなくなってくる。どちらも相手をヘドロに感じるだろう。

      ヘドロだと思ったら、中から金がでてきた!とするのが錬金術だ。どんな人間も、金を含んでいるのだから。失敗しても向かい続けることで、ピンチをチャンスに変えられる。かえって失敗してよかったということになる。

      金を出す側のほうが実は大変なのだ。人を活かすも殺すも出来るからである。そして、いっけん金持ち喧嘩せずのように、「損切りしてしまえば済む」と考えたとしたら、一番罪づくりなのだ。

      視点を変えて、投資を受けたBがAに対してはどうだろうか?BがAに対して、投資をキッカケに光に導くか、闇に導くか、同じように出来るのだ。この場合、先ほどのケースよりも難易度は高い。投資するほうが大体立場が強いからだ。

      上から目線の人に向かっていくことは難しいのがわかるだろう。教師と生徒を考えてみたらわかりやすい。教師も生徒を、聖杯にもヘドロカップにも導くことができる。だから聖職というのだ。

      生徒が教師を導くのは一見難しい。しかし、意識が高い生徒であれば教師を導くこともできるのだ。本来、教師と生徒という立場は、人格の差で決まっているわけではない。その原点を意識して、相手に対して向かうことで、変化が起きる。

      まず、相手に真意を伝えるためには、教師の意識の壁を破壊しなければならない。
      「おれは教師だ。上なんだ」という意識と
      「おれが投資家だ。金出してあげたんだ」という意識は、無意識にあるものだ。口では綺麗事をいうものだ。
      「生徒に教えてもらっています」という感じに。

      いざ、意見すると、途端に受け付けない。だから難易度が高いのだ。

      人に影響を与えるというのはとても難しい。人の錬金は料理に似ている。煮立つ前に味付けるのか?煮立った後なのか?塩の量はいかほどか?隠し味は何が必要か?素材によって、美味しい調理方法が違うように、人によって錬金の方法も違う。

      一人ひとりをきちんと見て、料理しないと美味しくならない。

      我々は、難しいことから挑戦してきたと書いたが、生徒が教師に向かうようなことをイメージしてもらえたらわかりやすい。だから、教師になったとしたらとても楽に出来るのだ。

      錬金術に興味ある人は、アルケミストから読み始めるのをオススメする。


      【2012.01.25 Wednesday 16:16】 author : oz
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      神仏たちの秘密
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        神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
        神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
        松岡 正剛

        我々のご先祖様がどういう風に考えて、言葉や物を残していった
        か?実はよく知らないことのほうが多いでしょう。そういうこと
        を学ぶより、実用的な英語、科学、ビジネスを学ぶことが当然と
        なっているのが現代です。

        考え方は欧米のようになりましたが、実は感じているところでは
        まだまだ日本的なる情緒、価値観が残っています。言葉は感覚を
        まだ残しています。言葉が失われたとき、文化も失われるでしょう。

        現代では、不足はダメなものと認識されていますが、
        かつてはどうだったでしょうか?

        「何かが不足している状態というのは、ふつうは不満の対象で
        しかない。しかしそのように考えるのではなく、満足の美という
        ものがあれば、同時に不足の美というものがあるのだと考えるん
        ですね。ときには、むしろ不足によってこそ、完全や満足という
        ものではあらわせないことが出現するとみなす。不足をいかに
        美しくするかということによって、人々のなかに満足の美という
        ものを感じさせるのです」


        そこから、仮名や枯山水が生まれたと。
        これは一例ですが、日本的な感じ方、考え方を活かした方法論も
        一つの方法として思案してみる価値があるでしょう。

        日本的方法を知りたい人は、本書は参考になるでしょう。
        その他にも、雑学的なミニ知識がたくさん詰め込まれています。
        「真名」と「仮名」
        「荒魂」と「和魂」
        「ムスコ」と「ムスメ」
        「渥美半島」と「安曇野」
        「ヒジリ(聖)」と「日知り」
        「浄土」と「穢土(えど)」
        「いろは歌」とは等々。

        社会の波に飲まれずに、自分流の見立てをし、
        美意識・価値観の合う仲間を作ることが
        現代の箱舟となるのではないでしょうか。




        【2009.09.08 Tuesday 23:24】 author : oz
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        サマーウォーズ
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          映画「サマーウォーズ」を観てきました!

          仮想空間がOZということで、私も沖縄でOZというあだ名があり
          縁を感じて観にいってきました。アニメで泣いちゃいました。

          自分なりには色々と信号があって、時代の流れを感じられた
          のですが、人に説明するときに何と言おうかと悩む・・・。

          「つながり」こそが、
          ボクらの武器

          というキャッチフレーズは、我々の活動にもいえます。
          つながりの作り方なんていう教科書はありません。

          ただ、山下達郎の主題歌でも歌っていますが、
          「心と心を重ねる」ことで見えてくるでしょう。

          矜持を持って、自分の持ち場でベストを尽くす!

          今ある理想を実現して、次世代に素晴らしい環境を残したい!と
          エネルギーを与えてもらいました。

          私たちが大事にすべきことを再確認させてくれます。
          是非劇場へ見に行ってください。エンドロールが始まっても
          誰も席を立たなかった映画は久しぶりです。





          【2009.08.26 Wednesday 21:26】 author : oz
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          アストロノーツ・ファーマー
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            アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲 [DVD]
            アストロノーツ・ファーマー/庭から昇ったロケット雲 [DVD]
            マイケル・ポーリッシュ,ビリー・ボブ・ソーントン,ヴァージニア・マドセン,ブルース・ウィリス

            夢を追う男と家族の物語。
            実際には突っ込みどころ満載で、リアリティを追及する人は
            乗り切れないでしょうが、細かいところは映画なんだから
            無視してこの世界を楽しんで欲しい。

            夢を追い続けることが馬鹿にされがちな世の中だからこそ、
            こういう映画がでてくるともいえるかな。

            夢を追うときには、大抵は家族の反対が起きるものです。
            ここでは、それほど大きな抵抗ではない。家族というものは
            最大の味方であり、最大の敵にもなりますから、面白い。

            映画の中で、
            「人間はたまねぎのようなもの。むく度に涙がでる」という
            台詞がありました。その中には何があるか?

            興味深いですね。

            本作品は、挑戦し続ける人のための応援歌ですね。

            【2009.06.21 Sunday 22:13】 author : oz
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            ソングライン
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              ソングライン (series on the move) (series on the move)
              ソングライン (series on the move) (series on the move)
              ブルース・チャトウィン,Bruce Chatwin,北田 絵里子

              英治出版の大西さんから献本いただいた。
              彼女自身のとても想いのこもった本ということだった。
              人生を変えた一冊なのだろう。

              オーストラリア全土に迷路のようにのびる目にはみえない道―ソングライン。アボリジニの人々はその道々で出会ったあらゆるものの名前を歌いながら、世界を創りあげていった。かつてのドリームタイムに大陸を旅した伝説のトーテムの物語に導かれ、チャトウィンは赤土の大地に踏み出す。人はなぜ放浪するのか―絶えずさすらいつづけずにはいられない人間の性(さが)を追い求めたチャトウィンが、旅の終わりに見出したノマティックな生き方の真実とは?死の直前で書き上げたチャトウィン渾身の力作。


              人生はよく旅にたとえられる。
              旅の途中で様々なことに出会い、感じ、新たな感覚が目覚めたり
              認識を深めたりと成長していく。

              そして旅にも人生にもいつか終りが来る。
              この本は著者が死の直前で書き上げたという。
              最近、私の原点でもあるタイの山岳民族での水道工事体験をサポート
              してくれた、タイ人の方が亡くなられた。30年間、山岳民族のために
              尽くした旅だった。新たな旅を祝福したい。さようなら、そしてありがとう。

              現代では、死は覆い隠されている。
              しかし、死に触れることで今を生きることを意識できる。

              心の旅をしたいときに本書で旅されてはいかがだろうか。
              自分にとって、大切なことが見えてくるだろう。


              【2009.04.18 Saturday 08:36】 author : oz
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              半島を出よ
              0
                北朝鮮がミサイルを発射した日に読了。

                先日久しぶりに会った方に薦められたので読んでみた。
                北朝鮮の反乱軍と称する軍隊が福岡を占拠する話。

                日本人は平和ボケしてるといわれてる。自分も含めて否定できない。
                世界から見たとき、どんな風に感じるのだろうか?
                北朝鮮軍人は、旧日本軍のようだ。同時代に生きていても、
                価値観や意識は世界各地で全然違う。

                沖縄に居ても、東京の良い所と悪い所が見える。

                そして世界は、現代においても、力による解決以外の道筋を
                見つけられていない。日本に居ると、そうした基本的なことが
                ぼやけてくる。

                私には「日本列島を出よ」というメッセージに思えた。
                追われて出るのではなく、まだ元気があるうちにでて行ったほうが良い。
                もはや、この国の組織は後手に回ることが必然となっている。

                ということで、先手を打って沖縄に来てはいかがだろうか?
                仕掛けられるより、仕掛けるほうが面白いのだから。

                半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)
                半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)
                村上 龍

                半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)
                半島を出よ〈下〉 (幻冬舎文庫)
                村上 龍
                【2009.04.06 Monday 00:06】 author : oz
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                早稲田学報
                0
                  表紙
                  4月号に掲載していただきました!

                  ・IT起業家から「沖縄」プロデューサーへ 
                  http://tomon.waseda.jp/cgi-bin/gakuho/gakuho_content.pl


                  というタイトルです。
                  PDFで一ページだけご覧になれます。
                  最近の活動を要約しました。是非読んでみてください!
                  【2009.03.20 Friday 14:42】 author : oz
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                  断食中
                  0
                    大峯千日回峰行―修験道の荒行
                    大峯千日回峰行―修験道の荒行
                    塩沼 亮潤,板橋 興宗

                    この本を読んでいたら、自分に甘ちゃんだと痛感させられた。
                    岡本太郎ではないけど、困難なほうにいきつつも、それを
                    苦痛と受け取らず、楽しんでいるのがすごい。

                    どうでもいいけど、塩沼さんの話には納得させられるが
                    対談相手の方は何か胡散臭くみえる。偏見かなー。

                    で、自分も少しチャレンジしてみようと昨日から断食しています。
                    食の誘惑って、至るところにあるものです。

                    コンビニって、本当に誘惑の宝庫ですね。
                    ふとこんな話を思い出しました。

                    「漁師が朝早く川辺にやってきました。
                    川沿いに石の入った袋が落ちているのをみつけ、その袋を引き上げて
                    土手に座りました。夜が明けるまで、漁師は暇つぶしに袋の中の石を
                    なげていました。やがて夜が明けて、光が差してくると、投げていた
                    石は宝石だったことに気づき愕然としました」

                    我々の日常も、本来宝石のように貴重な時間を暇つぶしなどに浪費
                    している。死の間際になって、それが宝石だということに気づく。

                    そんなことを断食していたら思い出しました。



                    【2009.03.19 Thursday 01:26】 author : oz
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                    メシアの処方箋、神様のパズル
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                      友達に推薦されて、「神様のパズル」を読んでみました。
                      DVDで見たかったですが、見つからなくて、コンビニで
                      たまたま同著者の「メシアの処方箋」と二冊売っていたので
                      早速買って読破。

                      宇宙論が好きな方は、神様のパズル。
                      根源的な疑問、宇宙はどうして存在するのか?
                      どうやって作らられたのかを追及するなかで見えてきた
                      人生の意味とは?

                      私は「メシアの処方箋」のほうが好みです。
                      人間の本質である、好奇心を追及し続けてきた科学の行き着く先は?
                      またゴーギャンがいう、
                      「人とは何なのだろう、人はどこから来てどこへ行くのだろう」

                      こうした問いがお好きならぜひどうぞ。
                      目先のことに埋没しがちな日々から視野を広げてくれるでしょう。


                      神様のパズル [DVD]
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                      三池崇史,市原隼人,谷村美月,松本莉緒,田中幸太朗,岩尾望,六平直政,塩見三省,遠藤憲一

                      神様のパズル (ハルキ文庫)
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                      機本 伸司

                      メシアの処方箋 (ハルキ文庫)
                      メシアの処方箋 (ハルキ文庫)
                      機本 伸司

                      【2009.03.14 Saturday 21:03】 author : oz
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