旧 日々、菩薩の道
 
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北朝鮮のデノミとドバイの崩壊
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    昨年12月の初め、北朝鮮が通貨切り下げ(デノミ)を行った。一世帯あたり15万ウォンまでしか交換できないことになり、それ以上持っていた者はすべて失った。これは、国民の隠し資産や不正蓄財の富を没収する意図もあったが、北朝鮮国民以外の世界にも衝撃を与えた。

    ある日突然、日本政府が円を新円に切り替えます。100円が1円となり、30万円までしか新円に切り替えられません。となったら、皆さんはどう思うだろうか?恐らく国民と日本に投資している人は怒り狂い、政府を信用しなくなるだろう。

    これを実施したのだから、失うもののない、ふっ切っている国だと改めて実感する。

    今回は、以前香港で会った華僑の投資家に聞いた話を書こう。北朝鮮は2002年以降、限定的ではあるが経済自由化を導入したり、外国からの旅行客も受け入れるようになったりと、資本主義、経済自由化に向けての動きが進められてきていた。

    それを見ていた世界の大投資家たちは、ここぞとばかりに北朝鮮に投資をした。北朝鮮がどん底であればあるほど、そのリターンは大きいことを知っているからだ。日本の投資家たちもどれだけ北朝鮮に投資をしただろうか?想像を絶する金額を投入しているはずだろう。

    しかし、今回のデノミにより、その投資がすべてパアになった。世界中の投資家たちが度肝を抜かれた。だれも予想していなかった。

    そして、これが起こる前の11月末に世界で何が起こっただろうか。そう、ドバイの破綻である。ドバイの破綻はこの北のデノミにより、起こった。という事実を知る人は少ない。

    それまでは、ドバイも債務過多で失速していたとはいえ、世界中からお金が集まっていたので、乗り越えられないはずがなかった。ドバイが発展するのはどの投資家もわかりきっていたことなのだ。ドバイに投資をしていないと、
    「え?ドバイに投資してないの?」と、言われるくらい堅実で、花形の投資先であった。

    しかし、北のデノミにより、投資家らの投資資本がただの紙くずと化した。それにより、ドバイ債権に耐えうるはずだった資金がなくなってしまったのだ。だから、ドバイは破綻した。これも計画的だが・・・。

    時間軸で見れば、ドバイショックがあり北朝鮮のデノミがあるため、関連するとしても、ドバイのせいでデノミがあったと思うだろう。しかし、実は逆なのである。世界に発表される前に、投資家にはすでに情報は流れているのだ。

    当然のように世界の動きは国境を超え、すべてが繋がっている。北のデノミとドバイの破綻は世界的にみて時代の転換点ともいえるべき出来事であるが、あまり日本では取り上げられなかった。

    実際に、この真実を事実として知ることができるのは、世界を創造している大投資家だけだ。

    北朝鮮=閉じられた国(共産国)が、開かれたときにどれだけの莫大なリターンがあるのかを知っているのも、またそこに投資できる繋がりを持つのも、そういった人たちだけだ。

    大衆には見ることができない、知ることもできない、特別な世界というものが存在しているのである。どこの世界も入ってしまえばインサイダーだけで動いているものだ。

    なぜドバイショックが時代の転換点か?それは、年初にニュースとなった、世界一高いドバイタワーが開業したことを思い出してほしい。ドバイショックは開業前に起こった。これは信号である。何かに似ていないだろうか?

    古代メソポタニアのバビロニアの首都バビロンにあったバベルの塔の話を思い出してほしい。

    つまり、霊的に見れば、ドバイタワー=バベルの塔である。バベルの塔も、完成前に神よって言葉を混乱させられて、結局街から皆去って行った。同じようなことが起きるわけではないが、絶頂を極めた石油時代はもう終わりということだ。もっといえば、世界共通語だった、資本主義・会計・ドル・バレルといった概念がバラバラになっていくと言えるだろう。

    世界共通の概念は崩壊し、世界観(コミュニティ)単位の概念が勃興してくる。想像もつかないから面白い。

    さて、二度あることは三度あるというが、今まであり得なかったことが起こる時代である。
    ドバイや北朝鮮で起こったことが、アメリカや日本、いわゆる先進国で絶対に起こらないとは言えないのである。


    信じる信じないは自由だが、こうした見方で時代を捉えていったほうが面白いのではないだろうか?現実の世界も漫画のようなものなのだから。
    【2010.01.27 Wednesday 01:01】 author : oz
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    この記事に関するコメント
    こんにちは。

    いつもブログ拝見させて貰ってます。
    毎回、楽しい話題が多くて更新が楽しみです。

    また遊びに来ま〜す!
    | 5smile | 2010/01/29 11:12 AM |
    こんにちは、私も世界情勢に疎いまま、沖縄移住したての頃、「FXで生活したる!!」と思ってましたが、時はサブプライム問題勃発時でした。
    今がチャンス(何がチャンスかも判ってない・・・)と言わんばかりに夢中になってたら貯金が涼しくなってしまいました。。。(今はやってません)
    本当に、大和証券が潰れた時もビックリしましたが、だんだん、こういった情報も慣れてきて緊迫感がいつsの間にか無くなってしまうんですね。。ほんと、ゆで蛙です。。
    | mamemin | 2010/01/27 12:25 PM |
    日本国民は本当にお金の流れに疎いですね。ドバイショックはリーマンショックとは質そのものが違い、その波はマーケットを見る限り限定的だと思っている我々もやはり同じ蛙なのかもしれません・・・
    | せらぴぃー | 2010/01/27 10:37 AM |
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